医師出身の宇宙飛行士、金井宣茂さん(41)が17日、ソユーズロケットで国際宇宙ステーション(ISS)へと旅立つ。選抜試験の同期生で、パイロット出身の油井亀美也さん(47)と大西卓哉さん(41)が宇宙船の操縦やロボットアームの操作に秀でるのに対し、金井さんは「実験で強みを発揮したい」と明言。訓練の合間を縫って全国各地の研究室に足を運び、詳しい実験内容の説明を受けた。「金井さんに任せれば心配ない」と研究者からの信頼も厚い。
 ISSで行われる宇宙実験は手順書が整備されており、訓練を積んだ宇宙飛行士なら研究者や医師出身でなくても十分できる。だが、金井さんは「研究者から直接話を聞くことで手順書にないキモの部分が分かり、油断なく終わらせることができる」と意義を強調する。
 学習院大の渡辺匡人教授は今年8月、金井さんの訪問を受けた。ISSの日本実験棟「きぼう」にある静電浮遊炉という装置で、製鉄プロセスの基礎となる研究を計画している渡辺教授は「半日かけて実験室を見てもらった。とても熱心で、こんなに興味を持ってくれるのかとうれしかった」と話す。20年以上、宇宙実験と関わりがある渡辺教授だが、研究室まで訪ねてきた飛行士は毛利衛さん(69)以来という。
 人工血液開発のため、きぼうでたんぱく質の結晶成長実験を行っている中央大の小松晃之教授も訪問を受けた一人。「ご自身が医者ということもあり、人工の酸素運搬体に興味を持ってもらい、話も盛り上がった」と話す。「実験自体は宇宙飛行士としては難しい作業ではないが、どういうものか知っていただけるのはありがたい。いい結果が出れば、われわれも実用化に近づけるよう頑張りたい」と期待を寄せた。 【時事通信社】
Source: Ameba News

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