【ロンドン時事】トランプ米大統領がメイ英政権の欧州連合(EU)離脱方針に対し、「(それでは)米国との貿易協定は実現しないだろう」と警告を発した。米国との自由貿易協定(FTA)締結は、離脱後の英国の最優先課題の一つ。EUとの協調を優先する「ソフト・ブレグジット(穏健な離脱)」路線にかじを切り、重要閣僚の辞任を招いたメイ首相にとって、トランプ氏の発言は新たな打撃となりそうだ。
 トランプ氏は13日付の英大衆紙サンに掲載されたインタビューで、英国がEUと緊密に連携していくなら「米国との貿易に間違いなく悪影響を及ぼす」と強調。同日のロンドン近郊での共同記者会見では「(貿易に)制約を設けないようにしよう」と首相に呼び掛けた。
 メイ政権は、農業製品の安全基準などに関してEUが決めたルールを離脱後も順守する考え。米国が肥育ホルモン剤を使用した牛肉や、塩素系薬品で洗浄・消毒した鶏肉を英国に売り込もうとしても、EUが規制を緩和しない限り、英国に譲歩の余地はない。
 こうした方針が6日に決まった際、EUからの独立を重視する英与党・保守党のEU懐疑派は「米国とのFTAがほぼ不可能になった」と首相を批判した。「農産品は米国との貿易協定の中心を占める公算が大きい」(英BBC放送)からだ。
 トランプ氏は首相に抗議して辞任したジョンソン前外相が「偉大な首相になるだろう」とも指摘。代表的な懐疑派の前外相は次期宰相の座を虎視眈々(たんたん)と狙っており、与党内の「内戦」(英メディア)をたきつける形となっている。 【時事通信社】
Source: Ameba News

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